みなさん貯金してますか?
おそらく多くの方が貯金をしていると思います。
では、健康の貯金はしていますか?
え?「健康の貯金」ってどういうこと?と思いますよね。
朝の電車でふと思ったことを書いていきます。
結論から言うと、怪我をしたり痛みがでたり体に問題が起こる前にケアしましょうね~ということです(^-^)
高齢者ほど健康に対する意識が高い
ついこの間から整形外科の付属施設で運動指導をさせて頂いています。
ほとんどの患者さんが高齢者で平均年齢80歳ほどです。
そこで思ったことはみなさんとても健康意識が高いということです。
若い人に比べて圧倒的に意識が高い。
「自分の脚で歩きたい」、「痛みのない身体にしたい」といった感じです。
若い人、あるいはバリバリ働くビジネスマンは一生自分の脚で歩きたいという願望はあってもそのための取り組みはしていないのではないでしょうか?
もちろんここには年齢という「まだ自分は若いから大丈夫」という考えがあり、当然のことだと思います。
そこで高齢者の方々が口をそろえておっしゃることがあります。
「もっと早くから運動しておけばよかった」
「もっと早くから自分の体のことを考えておけばよかった」
とても歯がゆい気持ちになります。
そこには運動する気持ちがなかったわけではなく、正しい方法、自分に合った方法を教えてくれる人がいなかったからという声もありました。
たらればを言い出すときりがありませんが、もっと早くからケアをしていれば
こんな姿勢になっていなかっただろうなーとか、膝が痛くなることもなかったんじゃないかなーとか思います。
健康という名の風船
不健康に関しての定義は人それぞれです。
ここでは体に痛みがあったり、日常生活に不便がある状態を不健康と考えます。
日本人が抱える体の問題でダントツに多いのが「肩こり」「腰痛」です。
そして、これらの症状は慢性化していることが多く、1日や2日で急になることってとても少ないんです。
何年もの負荷が積み重なった結果痛みが出てきます。
少しずつ姿勢が悪くなった結果、腰痛や肩こりを引き起こします。
そしてほとんどの人がこれらの症状が起こってからじゃないと対処しないんですね。
予防という考えが薄い状態です。
ただ、これも人間の心理的なもので仕方ないかもしれません。
人は不自由になりたくありません。
だから、不自由な状態になったらなんとか改善しようとしますがそうではないときは何もしません。
不自由ではないから改善する必要性を感じないんですね。
健康という名の風船があったとしましょう。
あなたが不健康な日常を送っているとこの風船は徐々に膨らんでいきます。
不健康な日常とは運動をまったくしない、自分の体に興味をもたない、体に悪い食べ物ばかり食べるなどです。
逆に健康的な日常を送っていると風船の空気は徐々に抜けていったり、とても丈夫で破裂しにくい風船になっていきます。
健康的な日常とは、定期的に運動をする、自分の体に興味をもち定期的にメンテナンスをする、食生活を気を付けるなどです。
風船は破裂してしまうと元通りになりません。当たり前ですよね。
健康も同じで一度痛みが起こったり、怪我をしてしまうと元通りになりません。
あなたの健康風船は破裂寸前になっていませんか?
健康の貯金。始めませんか?
お金は貯めるのに、健康は貯めない。
みさなん当然生活にお金が必要だと思います。
だから、仕事をしてお金を稼ぐし、稼いだお金は銀行に預けて貯金しますよね。
お金が底をついたらいざという時に困ってしまいます。
お金が底をついたら破産してしまいます。
生活ができなくなります。
だから貯金しますよね。
では、健康はどうでしょうか?
健康の貯金が底をつきかけている人は多いと思っています。
健康貯金が底をつくと怪我をしたり体に痛みが出てきます。
また、健康貯金に金利はありません。
毎日コツコツ貯めていくしかないんです。預けていたら勝手に少し増えるなんてことはありません。
株式投資のように大暴落して大損することもなければ、一気に儲かることもありません。
健康の貯金は少しずつ積み立てていかなければなりません。
しかし、多くの方が健康貯金が底をついてからしか行動しようとしません。
銀行口座の預金がゼロになってから働きだしても遅いですよね。
「あのときやっておけばよかった」とならないように少しずつでいいので健康貯金をしていきましょうね!
健康貯金の残高を知りたい方はご相談ください(^-^)♪
大阪のコンディショニングトレーナー
大西健太