こんにちは。
今日はトレーニング中のフォーム修正について真面目にかつちょっとふざけてキングダム&ワンピースネタを挟みつつ書こうと思います。
これを読むと
お客様のフォーム修正がスムーズにできるようになるなります。
多分!笑
この記事を読んでほしい人
・パーソナルトレーナーを目指す学生さん
・新社会人でトレーニングジムに入社し研修中のパーソナルトレーナーさん
新人トレーナーがトレーニング指導で最初にぶち当たる壁
いろいろありますが、お客様のフォーム修正ですね。
もちろんトレーナーは自分のトレーニングはできます。
しかし、人に教えるとなると話は別です。
新人の頃は学校で習ったこと、教科書で学んだこと、常識が覆されることの連続だと思います。
多くの企業ではパーソナルトレーナーとしてお客様にサービスを提供する前に研修を行い、
シミュレーションを繰り返し、一定のレベルになったらデビューという形が一般的ではないでしょうか?
先輩がお客さん役になり、間違ったフォームを修正できるかテストされたりします。
指導の際、トレーニングの見本を行い、実施目的を説明して行って頂くという流れが多いです。
ただ、トレーニングをしたことがないお客様は多いです。
なので、なかなか説明したことが伝わらないことがあります。
失礼な言い方かもしれませんがとんでもないフォームでトレーニングをする方もいらっしゃいます。
あ~!全然やり方が違う!ちょっちょっちょっ!てなります。
では、この時にどのようなことに注意してフォーム修正していくことがポイントでしょうか?
意識を内に向けるか外に向けるか
一般的には意識は外に向けた方が効果的とされています。
例)スクワット
間違ったフォーム・・・膝が内に入ってしまう→(修正ポイント:膝を外に開かせたい)
◇内的な言葉かけ・・・「膝が内に入らないようにしてください!上がるときはお尻の筋肉を収縮させて!」
◇外的な言葉かけ・・・「(物や手を使って)ここに膝を当ててください。上がるときは天井に頭が突き刺さるくらい思いっきり飛び上がるように勢いよく上がりましょう!」
どちらにしてもこの声掛けは以下の目的があります。
膝が内に入らないように外へ開かせたい。
お尻の筋肉を使いたい。
内的・・・論理的な表現
外的・・・例え話やイメージで伝える
といった感じですね。
じゃあ内的な表現は意味ないの?となりますが
僕の経験上は人によって様々だと思います。
人によって伝わりやすい表現は違う
少し脱線しつつ続きを。
漫画は普段そんなに読まないのですが
キングダムとワンピースは大好きなんですよ。
キングダムの武将には2つのタイプがいます。
知略型・・・李牧(りぼく)/(ワンピースではロビン)
本能型・・・麃公(ひょうこう)/(ワンピースではルフィ)
要は緻密な作戦を練って戦をするタイプと感覚だけで突き進むタイプですね。
知略型・・・論理的で内的な声掛けの方が伝わりやすい可能性が高いです。理系出身の方や几帳面な人に多い。トレーニングの目的を順序立てて説明します。
本能型・・・イメージで伝えたり、見本を見せるなど視覚からアプローチした方が伝わりやすい可能性が高いです。せっかちで話を聞かない人に圧倒的に多い。ざっくりした説明をして細かいことは後からでオッケー。
ルフィにホールケーキアイランドへの侵入経路を順序立てて細かく伝えるよりも
「とりあえずビッグママをぶっ飛ばしてサンジを救う」
の方が伝わりやすいと思います。
逆にロビンにこの説明をしてしまうと
「ちゃんと作戦を練りましょう」とつっこまれてしまうと思います。
タイプによって表現を変えて伝えなければなりませんね。
まとめ
内的・外的な言葉かけを使い分ける。
外的な言葉かけの方が効果的な場合が多い。
理論派か感覚派なのかを考えて言葉かけをする。
少し意識してやってみてくださ~い♪
大阪、堀江のコンディショニングトレーナー
大西健太