昨日の大阪の最高気温は30℃とかなり高くなっていましたね。
これから熱中症が増えてくる時期です。
あなた自身、またはお子様や同居している祖父母の対策は万全でしょうか?
簡単に熱中症について書いていきます。
熱中症が起こる原因
気温があがっても人間は体内の温度を一定に保とうとします。
下記のような要因によって体温調節がうまくできなくなり、体内に熱がこもってしまった結果、熱中症を引き起こしてしまいます。
その要因は大きく3つに分けることができます。
要因その1:環境
・気温や湿度が高い
・閉め切ったエアコンのない部屋にいる
・急に気温が上がった日
要因その2:からだ
・低栄養状態
・下痢などによる脱水状態
・二日酔いや寝不足といった体調不良
要因その3:行動
・慣れない運動をした
・長時間の屋外作業
・水分補給できない状態が続いた
熱中症が疑われるときはどうすればいい?
例えば、屋外で活動中の場合、いつもと明らかに違う雰囲気を感じたらすぐ休みましょう。
下図にも記載されていますが、
失神や嘔吐、けいれん、意識障害などは誰がみても明らかにおかしいと感じると思います。
しかし、頭痛や不快感、倦怠感などは個人の感覚に頼らなければなりませんし、見ただけではわかりません。
また、スポーツをやっている人間は我慢強いことが多く、このくらい大丈夫だろうと無理をしてしまいます。
大袈裟かもしれませんが、少しでもおかしいと感じたらすぐに対応するようにしましょう。
児童や学生のスポーツ現場に関わる人は子供がしんどいと言いやすい雰囲気、環境をつくってあげることも大切かと思います。
根性論が必要なこともあるかもしれませんが、ことが起こってからでは遅いです。
命とそのときの練習、どちらが大切か考えましょう。
未だに根性論だけで追い込む指導者がいるのも事実です。
まとめ
当たりまえのことですが大人は自己管理、子供は大人が環境づくりをしてあげることが大切ですね。
屋外、屋内問わず、こまめに水分補給しましょうね。