大阪で活動中のコンディショニングトレーナーの大西健太です。(@hayanisikenta)
お客様からよく受ける質問に答えていきます。
ダイエットに限りませんが何事も楽に最短で結果を出したいと思います。
そこでダイエット中のお助けアイテムとしてサプリメントが挙げられますね。
はたして効果はあるのでしょうか?
結論から言うと
あまりないと思っています。(こんなこと言ったらサプリメント会社に怒られるかな・・・)
また、サプリメントが悪いと言っているわけではありません。摂った方が効果的にダイエットは進むと思います。
ただ、サプリメントだけで痩せたり身体が劇的に変わったりするものではないということが言いたいのです。
その理由を書いていきますね。
目次
ダイエットサプリメントはあくまでも栄養補助食品
商品によりますがこれだけ飲めば必ず痩せるなんてサプリメントはないと思います。
みなさんよく考えてくださいね。
大ヒットで10年以上売れているダイエットサプリメントってありますか?
なぜ肥満の人はいなくならないんですか?
もし、飲んだら痩せるみたいなサプリメントがあれば世界中で大ヒットしていますし、世界中から肥満の人はいなくなるはずです。
でもダイエットは人類の永遠の課題として一生なくならないと思います。
飲まないより飲んだ方がいいですよねという感じでとらえたほうがいいです。
効果がないわけではなくてあくまでも補助ということです。
保健機能食品について
サプリメントの中には機能性が表示されているものもあります。
いかにも安全かつ効果がありそうですね。
保健機能食品とは機能性の表示ができる食品のことをいいます。
これは3つに分類されます。
詳しく見ていきましょう。
特定保健用食品(トクホ)
健康の維持増進に役立つことが科学的根拠に基づいて認められ、「コレステロールの
吸収を抑える」などの表示が許可されている食品です。表示されている効果や安全性
については国が審査を行い、食品ごとに消費者庁長官が許可しています。
栄養機能食品
一日に必要な栄養成分(ビタミン、ミネラルなど)が不足しがちな場合、その補給・補
完のために利用できる食品です。すでに科学的根拠が確認された栄養成分を一定の基
準量含む食品であれば、特に届出などをしなくても、国が定めた表現によって機能性
を表示することができます。
機能性表示食品
事業者の責任において、科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品です。販売前
に安全性及び機能性の根拠に関する情報などが消費者庁長官へ届け出られたもの
です。ただし、特定保健用食品とは異なり、消費者庁長官の個別の許可を受けたもの
ではありません。
すべて科学的根拠が示されていることが条件なのでとても危険とかまったく効果がないわけではなさそうです。
「栄養機能食品」と「機能性表示食品」の落とし穴
「栄養機能食品」は特に届出は必要ないですし、「機能性表示食品」に関しては
事業者の責任において・・・
消費者庁長官の個別の許可を受けたものではありませんと記載されています。
要はこの二つの関しては
・国は責任とりませんよ~
・各自で気を付けてくださいね~
ということです。
僕はこのように解釈しています。
いかにも安全で効果のありそうな表示も実はこのような制度によって表示されているんですね。
トクホに関しては国の審査があるので安心といってもいいかもしれません。
ただここでも注意していただきたいことがその商品だけではなんともなりませんよということです。
芸能人が宣伝するサプリメントには気を付けましょう
よくモデルや芸能人が飲んでるサプリメントだと効果がありそうですよね。
でもよく考えてください。
モデルも芸能人も同じ人間です。身体の構造は同じです。
当然モデルはスタイルがいいですがサプリメントだけであのスタイルを手に入れているわけではないと思います。
日々のトレーニングや食生活で手に入れていると思います。
つい芸能人が宣伝していると効果がありそうに思ってしまいますがよく考えましょうね。
ダイエットにはトレーニングと食事のコントロールが一番
やはり物に頼るのではなくて、日々の運動習慣や食生活を改善することが必要です。
人間の身体は食べたものでしかできません。
脂肪たっぷりのファーストフードばかり食べていたら当然太ります。(体質的に太らない人もいます)
また、現代では便利な生活になり毎日の歩く距離なども減りがちです。
日常生活での運動が減っているということです。
根本的なところから目を背けず取り組んでいくことが一番の近道だったりします。
まとめ
サプリメントを摂取することは全然いいと思います。むしろ摂った方が効率的です。
ただ、僕が言いたいことはサプリメントだけに頼っていると思ったような結果がでないですよ~ということです。
ダイエットでお困りの方はご相談くださいね♪
コンディショニングトレーナー
大西健太