トレーニング

【筋トレのモチベーション】やる気が出ないときの対処法はこれで決まり!

大西健太

~ひとりでも多くの人を健康に幸せに~ 一人ひとりに合ったメニューを提案して健康な身体づくりをサポート。   ■保有資格 ・鍼灸師 ・NASM-PES(全米スポーツ医学協会公認パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト)

痩せたいのにトレーニングのやる気がおこらない・・・

 

なんてことはないでしょうか?

 

トレーニングを始めたときは気合満点でジムに足を運びますが、3ヶ月ほど経つとだんだん足が遠のいてしまいます。

「自分はいつも、何をやっても続かないんです・・・」とネガティブになる必要はありません。

続かないのには原因がしっかりあります。

それを解決すれば誰でもトレーニングを習慣化し、楽しく継続することができます!

この記事はこんな方におすすめ

  • 最近、トレーニングのやる気が起こらない
  • ジム通いしているけど、テンションが上がらない
  • トレーニングが長続きしない(熱しやすく冷めやすいタイプ)

 

モチベーションとやる気の違い

「モチベーション」と「やる気」は意味が混同していることが多いです。

確かに日常的な会話で何気に使いますよね。

 

ここでモチベーションとやる気の違いを見ておきましょう。

 

モチベーション→動機

やる気→意欲

 

「モチベーション」は「なぜそれをしようと思ったのか?」という動機で、

「やる気」は「動機に対しての意欲」ですね。

 

ということは、順序はこうなります。

参考

「モチベーション」(動機付け)→「やる気」(意欲)

 

「やる気」は後からついてくるものということです。

 

トレーニングのやる気が出ない原因は?

モチベーション、すなわちトレーニングに対しての動機がないからですね。

火種がないところに火は起こりません。

 

トレーニングを始めた当初は目標も明確で動機がしっかりしています。

なので、必然的にやる気もでてきます。

 

しかし、燃え尽き症候群と言われることがあるように火種が燃え尽きてしまうと火が消えてしまいます。

これは自然の摂理なので仕方がないことなんです。

 

火種(動機)が燃え尽きてしまうため、やる気が出なくなってしまうんですね。

 

この場合、火種をまずおこしてあげないことにはやる気が出てきません。

トレーニングのやる気が起こらない人の多くが本来の目的を見失っていたり、なんとなくという流れ作業になっていることが多いです。

 

外的動機付けと内的動機付け

では、火種を起こすためにはどうすればいいのかということを考えていきましょう。

結論から言うといかに内的動機付けができるかが大切です。

 

外的動機付け

例えば、小学生がテストで90点とったらゲームを買ってもらえるからテスト勉強を頑張るみたいな感じです。

「ゲームを買ってもらえる」というのが外的な動機になります。

 

トレーニングで言うと、汗だくになって身体を動かしたあとのビールが最高!

ビールという外的動機付けがあるからやる気がでてきます。(3度の飯よりビールが好き!という方には内的な動機付けになるかもしれません)

 

外的動機付けの良いところは人によっては一気にやる気が起こってきます。

ただ、デメリットとしては短期的で長続きしないということです。

 

子供が次のテストでは何点をとってもゲームを買ってもらえないとわかったら、テスト勉強に対する姿勢はどうなるでしょうか?

おそらく、そこまで頑張らないでしょう。

 

ネットで「トレーニングのやる気を出すコツ」などを検索してみると、

「ユーチューブを見てテンションを上げる」、「ご褒美を設定する」など外的な動機付けが多く紹介されています。

これらも良い方法ですが一時的なものになることが多いです。

 

また、外的動機付けは動機の本質から外れているため内的な動機付けの方が良いと言えます。

当然、外発的な動機付けでも続けることによっていつのまにか内発的な動機付けに変わっていくこともあります。

最初はゲーム目的で苦手な算数を勉強していたらいつのまにか算数が好きなっていたみたいな感じですね。

 

内的動機付け

これは心の底からワクワクすることや自らが興味を持つということです。

いわゆる「いつのまにか時間を忘れて〇〇していた!」という状態です。

内から湧き出てくる感情なので達成感があり、長続きします。

 

マズローの5段階欲求から考えても「承認欲求」「自己実現欲求」が大切です。

これは人から感謝されたり、褒められたり、目標を達成したときに満たされます。

 

自分を承認してあげるセルフコントロールも大切ですね。

あえて目標を低く設定し、達成するごとに自分をほめてあげる感じです。それを少しづつレベルアップしていく。

 

人と比べて、「自分なんて・・・↓↓」となるのは非常にもったいないですよ~(^^)♪

 

目的の本質を探るためには「なぜ?」を繰り返す。

トレーニングのやる気が起こらないあなたに質問です。

 

「なぜトレーニングをしているのですか?」

 

これは人それぞれだと思います。

 

例えば、「5kg痩せたい」という目標の方がいたとします。

5kg痩せたいけど最近やる気起こらねぇな!
そもそもなぜ5kg痩せたいんですか?
半年で太っちまったんだよ!
なぜ半年で太った分をもどしたいんですか?
お腹周りが気になるんだよ!
なぜお腹周りが気になるんですか?
前はけていたジーパンがきつくて入らねぇんだよ!
なぜそのジーパンをはきたいんですか?
奥さんにプレゼントしてもらったもので大切だからまたはきたいんだよ!
じゃあトレーニングの目的は5kg痩せることではなく、そのジーパンをまたはきたいということですね?
そうだよ!若かりし頃のスタイルの良い俺を取り戻したいんだよ!
昔の自分を想像していたらなんだかやる気がでてきたぞ!

 

※とはいえ、なぜ?を執拗に繰り返し質問するとまあまあウザいのでお気を付けください。(笑)

 

このような感じで、「5kg痩せたい」というのは表面的な目標で体重という数値ばかりに目がいってしまうことがあります。

そして、その数値を変えるために食事制限やトレーニングを行うわけですね。

ただ、この体重という数値は本質的な目標ではないため心の底から湧き出てくるようなやる気にならないんですね。

 

なので、やる気が起こらないという方は自分に「なぜ?」という問いを繰り返してみましょう。

そもそもなぜトレーニングをしているか?ということをみつめ直せば、自然とやる気がでてくるかもしれません。

 

まとめ

・モチベーションは「動機」。やる気は「意欲」

・「モチベーション→やる気」の順序

・外的動機付けと内的動機付けを使い分ける

・内的動機付けに繋がればモチベーションは長続きする

・やる気が起こらないときは立ち止まって「なぜ?」を自問自答してみる

 

目的が見つかったけど、トレーニングのやり方がわからないという場合はお気軽にご相談ください!

 

コンディショニングトレーナー

大西健太

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